ましゅまろほっぺ

ワンカラットの瞳

スタート地点に立つ君へ

2021年7月28日。

横アリ昼公演、コンサートのMC中サプライズで発表されたCDデビュー。

たくさんの人が涙した、心からおめでとうの気持ちでいっぱいになった瞬間。

 

今のこの気持ち、一生忘れたくないから書き残すことにします。

 

デビュー発表からもう3ヶ月以上も経ったんだってね。まだまだ先だと思ってたのにここまであっという間だったよ。

渡されたカンペに何も書いてなくて、今までと流れが違って、もしかして...きたか...?と思ったら急に暗転して、大きいスクリーンに現れたのはCDデビュー決定の文字。私は配信組だったからカメラで映ってるところしか見えなかったけど、メンバーが泣いている姿を見て全てを察した。

長尾くんは赤ちゃんみたいに泣いて、みんなもぐちゃぐちゃになるくらい泣いて、会場のヲタクなんて目に入らないくらい泣いて、7人で肩組んで泣いて。リーダーの大橋くんが涙で言葉が詰まった時、最年少の長尾くんが横に来て優しい笑顔で肩ポンポンして。この瞬間はもちろん実感なんてなかったけど。今日から5日後、ほんまにこの7人でデビューするんやね。デビュー5日前の今でもまだ実感ない。店頭並ぶ初心LOVEのCDを見たら実感するのかな。

 

2020年、まだ応援し始めて間もなかった私でも分かるくらい明らかに他のジュニアと比べても仕事量がどんどん増えて、デビューに向けて動き出してるって感じがした。言葉には絶対しなかったけど次のデビューはなにわちゃんだと信じてた。でも、そんな時、コロナが流行し始めてエンタメも軒並み中止になって、思うように動けない状況。いくら仕事があるからといっても何があるか分からないのがジャニーズだし、この子達の将来大丈夫かなっていう気持ちが段々と募ってきて正直不安になったこともあった。

両国国技館で予定してたコンサートもアリーナで予定してたコンサートも全部中止になって、本人達は会う機会を作ってくれようとしても全部コロナの影響を受けて中止。私自身、京セラのコンサート辺りからなにわちゃんを応援し始めたからその時はまだ1回もコンサートで歌って踊る長尾くんを自分の目で見たことがなくて、「こんなに好きなのに何で会えないの?」って心の奥に眠ってたメンヘラが爆発してた。けど、絶対なにわちゃんの方が、長尾くんの方が辛かったよね。ファンのみんなにかっこいいところ見せようとたくさん練習してくれてただろうし、本業である『アイドル』の姿を1年半近く生身のファンの前で見せること出来なかったんだもん。

 

そんな中でやっとの有観客での公演「# なにわ男子しか勝たん」。

ありがたいことに初日に入れて、しかも、かなりの良席で。歌って踊る長尾くんを目の前で見ることができて贅沢過ぎる時間だった。ノブじゃないけどほんまに「死ぬ前の夢か」状態だった。

 

長尾くんの初日の挨拶の一言目、「待っててくれてありがとうございます。来て下さってありがとうございます。」だった。こっちがありがとうってたくさん言いたかったよ。

 

「1年半、会えない日が続きましたが愛は距離じゃないとずっと思ってます。」

長尾くんはこの言葉ずっと言ってくれてるけどこの1年半を経てほんまに実感できた。

 

どのコンサートも思い出だけど、この1日、特に忘れられない1日になった。

 

別の日の長尾くんの挨拶でとても好きだったのがあるからここに残しとく。(※ニュアンスです)

 

9月11日札幌夜公演。

「飛行機に乗っていて思ったことがあって。飛行機ってすごい勢いで離陸するじゃないですか。離陸したら雲に入って前が見えない空間だけど、それを抜ければ雲一つない快晴が広がってました。そんな綺麗な快晴をみんなと見ていきたいです。いつか雲のような壁にぶつかることもあるかもしれないけど、みんなと一緒なら乗り越えていけると思ってます。僕たちと一緒に雲一つない素敵な快晴を見に行きましょう。」

 

雲をこれからの人生に重ねてるその感性が好きです。

長尾くんは日刊で空の写真を載せてくれるけど、その理由は空はどこでも繋がっているから。空を見るたびに長尾くんのことを思い出す。綺麗な空が見れたら長尾くんも見てるのかなって思う。綺麗な空が見れたら長尾くんに見せたいなって思う。辛いことがあってもこの同じ空の下で長尾くんも頑張ってるから私も頑張らないとなって思える。いつもありがとう。

 

 

 

 

 

 

 

最後に。長尾くんへ。

ジャニーズに入ってからデビューするまで約7年、楽しいことや嬉しいことがあって、でも、それだけじゃなく辛いことも悔しいこともあったと思います。私が知ってるのは7年の半分もなくて、でも、この期間にも応援し始めた時と比べたら何もかも成長しているって思ったよ。顔や声もそうだけど、歌だって声の出し方とか変わったなって思うし、ダンスだって努力しているのが結果として目に見えてるし、青木さんを経て一皮剥けたなって思うし、デビューに向けてずっと頑張ってきたんだよね。目標としていたデビューが目の前になった今、どんな気持ちかな。宣伝とかで仕事も忙しくなって当日まであっという間だったなって思うのかな。これからもっと忙しくなると思うけど体調だけはほんまに気を付けてね。健康第一だよ。

デビューが決まったということは7人でのこれからの活動が約束されたってことで、また長尾くんのデザインする衣装が更新されるのが嬉しいです。テレビでjr.大賞でおしゃれ部門2連覇したことを誇らしく話してくれた時はほんまに嬉しかったよ。寝る時間も削って、時にはウトウトして何書いてるのか自分でも分かんなくなってりして、手痛くなりながら書いて、締め切り当日の深夜の3時過ぎに寒くて震えながらポストに投函しに行ったことも今となっては良い思い出です。この笑顔が見たかった。微力だったかもしれないけど頑張って良かったと思えました。

なにわちゃんが口を揃えて言ってる『デビューはゴールじゃなくてスタート地点』という言葉。やっと自らの手で掴み取ったスタート地点に立った長尾くんを、なにわ男子の7人を、この先も応援したいです。不安が募って壊れそうになっても横を見ればメンバーがいるよ。応援してるファンだっているよ。長尾くんには綺麗な世界だけを見てほしい。そのお手伝いがこの先もできることが幸せです。一緒に幸せになろうね。

 

改めて。デビュー決定おめでとう!デビュー当日のMステ楽しみにしてます!

 

2021年11月7日、なにわ男子CDデビュー5日前のわたしより。